はいたい!サーターアンダギー大好きな管理人のミツです。
沖縄の代表的なお菓子【サーターアンダギー】って、どういうお菓子か知っていますか。
サーター(砂糖)アンダギー(揚げ物・天ぷら)つまり「砂糖天ぷら」と直訳する、ミスドのオールドファッションみたいなお菓子です。
サーターアンダギー。たまに、無性に食べたくなって大量に作ってしまいます。実は、サーターアンダギーって作るのに少しコツがあるんですよ!
今回は、管理人ミツがサーターアンダギーを作る様子をご紹介します。
サーターアンダギーとは

サーターアンダギーは、沖縄の代表的なお菓子。サーター(砂糖)アンダギー(揚げ物・天ぷら)つまり「砂糖天ぷら」と直訳する、ミスドのオールドファッションみたいなお菓子です。
サーターアンダギーの特徴は、丸いフォルムに入った亀裂のような割れ目。
笑って自然と開いた口のようという意味で「開口笑」「開口球」とも言われています。
そのため、沖縄では縁起物として結納や結婚式などのお祝いに出されることが多いです。
サーターアンダギーは笑って見えることから縁起物として食べられている
サクサクとした表面と、ほんのり甘く柔らかい内側。初めて食べる人は「ミスタードーナツのオールドファッションに似ている」と感じると思います。オーソドックスなドーナツの味わいに近いです。
サーターアンダギーなら沖縄製粉

サーターアンダギーは、小麦粉と砂糖、ベーキングパウダーでも作ることが出来ますが、沖縄の人は「沖縄製粉」から発売されている「サーターアンダギーミックス」を使う人が多いです。
私もいつも、沖縄製粉の「サーターアンダギーミックス」を購入して作ります。
1袋(500g)で、通常サイズ17個分と記載がありますが、私はいつもピンポン玉ぐらいのサイズで作るので大量にできます。自分で食べるようでもありますが、たくさん出来るので会社の人や知人におすそ分けもします。
サーターアンダギーの通常サイズって、大人のこぶし大ぐらいあります。
私には大きすぎる。
なので小さく作るのですが、これが結構評判で、小さいと食べやすくサクサク部分とのバランスも良いといつもお褒めの言葉をいただきます。

ミスドのドーナツポップ(ミニドーナツ)ぐらいの大きさが丁度いい。あれぐらいがパクパク食べられますよね
自分で作ると、好みの大きさにすることが出来る
サーターアンダギー食べたくなってきましたね。作り方自体はシンプルながらも、少しコツが必要なので紹介していきます!
サーターアンダギーを作ろう


材料
- サーターアンダギーミックス1袋
- 卵L玉3個
- サラダ油大さじ2
- 揚げ油適量
サーターアンダギーミックス1袋(500g)を使いきりたいと思います。小さいサーターアンダギーが沢山できますよ。
作り方
- 卵3個をしっかり混ぜてほぐす
- 1にミックスを加え、しゃもじで粉気がなくなる程度に混ぜ合わせ、サラダ油を軽く混ぜ合わせる
- ラップをして、30分ほど寝かせる
- 手にサラダ油をなじませて、生地を丸めて、140~150℃の油にそっといれる
- 浮き上がってきたら、割れ目が出来て表面がきつね色になるまで揚げる
実際の手順
では早速、実際に作っていきましょう。
まずは、ボウルに卵3個を割ってほぐします。泡だて器を使って、卵黄と白身をきちんと混ぜます。


サーターアンダギーミックスを入れて木べらに持ち替えて、しっかりと粉気がなくなるまで混ぜます。(しっかり混ぜることに集中し過ぎて写真撮り損ねました、ごめんなさい)
ある程度混ざったらサラダ油大さじ2を加えて、なじませるように混ぜます。出来上がった生地にラップをして、30分ほど冷蔵庫に入れて寝かせます。(生地がよりなじみます)


この後、生地を手で丸めていくのですが、衛生管理のため今のうちにしっかりと作業台を除菌します。


私がいつも使っているのはこれ。「カビキラーのキッチン用アルコール除菌スプレー」です。私は基本、洗い物の後に台所を除菌スプレーで拭いていますが、お弁当やお菓子を作る際にも使います。清潔大事。
さらに、手もしっかりと洗って、なおかつ「ビオレ手指消毒液」でしっかり除菌。


再度しっかり手を洗って、清潔なタオルで拭いて準備万端です。
先ほどの生地と、手につける用の油を用意します。手にしっかりと油をつけて、直径1.5センチ~2センチぐらいの大きさに丸めます。




揚げ油を準備して火にかけます。弱火スタートでお願いします。サーターアンダギーを上手に作る最大のポイントはここです。140~150℃の中温でゆっくり揚げること。高温で揚げるとすぐに表面は茶色になり、中が生焼けになってしまいます。
140~150℃は、米粒ほどの生地をつまみ入れたとき、鍋底からゆっくり5秒ほど時間をかけて揚がってくるぐらいが目安となります。


ゆっくり時間をかけて揚げることが最大のコツ!
サーターアンダギーは、最初鍋底に落ちますが、徐々にポコポコと上がってきます。
周りに泡がたち、すこしずつ膨らみ、あの独特な割れ目ができてきます。そして、しばらく見ていると、あら不思議。サーターアンダギーは、勝手にくるくる回り始めます。



くるくる回る様子を動画に撮ってみました!
鍋に対して、あんまり一気に入れすぎると、回るスペースがなくなってしまうのでご注意ください。時々、菜箸で回転するのを手助けしながら、こんがりきつね色になるまで揚げていきます。



ずっと弱火でじっくり揚げているので、大体10分ちょっとかかることが多いです。2回目以降は油も少しずつ温度が上がるので、上がり過ぎないよう調整してね!
作っては揚げ、作っては揚げと繰り返し、大量のサーターアンダギーが完成です。


生地作りから始めて、生地休み~揚げ終わるところまで、トータルで1時間半ほどで完成です。
サーターアンダギーを食べた感想


出来立ては、まだ表面も柔らかくてふわっとしています。
私は、少し表面が固くなってサクサクしたほうが好みです。たくさん揚げるので、次のを揚げている間につまみ食いをします。



すごく美味しいけど、口の中の水分を奪われるね



口の中の水分が奪われてカラカラになることを、沖縄では「ちーちーかーかーする」というよ!
つまみ食いのお供に、今回は全農グループの「沖縄県産完熟シークヮーサーサワー」をいただきます。




サクサクで熱々の出来たてサーターアンダギーに、シークヮーサーサワーうまー!
甘さが丁度良くて、サーターアンダギー何個でもいけちゃう。(つまみ食いで7個食べてしまった)
シークヮーサーサワーも、酸っぱ過ぎず甘みもあって美味しい。…いや、本当に美味しいな、これ。正直あんまり期待していなかったけど、本当に美味しい。また買おう。
まとめ
今回は、沖縄の縁起物のお菓子「サーターアンダギー」を作ってみました。
- サーターアンダギーとは、サーター(砂糖)アンダギー(揚げたもの)つまり揚げ菓子のこと
- サーターアンダギーの割れ目は笑顔を連想させ、沖縄では縁起物とされている
- サーターアンダギーミックスは「沖縄製粉」のものがおススメ
- ゆっくり時間をかけて揚げるのが、きれいに仕上げるポイント
沖縄県民でも、なかなか自分で作って食べる人は少ないかもしれませんが、すごく簡単なお菓子なので私は大好きです。一度にいっぱいできるので、数日おやつはサーターアンダギーになります。
甘いものをしっかりチャージして、お茶やコーヒーで一息ついて、よんなー(ゆっくり、のんびり)過ごしましょうね。


コメント